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JPG・画質

JPGを繰り返し保存すると画質が落ちる理由

JPGを開いて保存し直すたびに画質が劣化しやすい理由、見えやすい圧縮ノイズ、元画像を守りながら編集・圧縮する手順を解説します。

結論

一般的なJPGは非可逆圧縮を使うため、通常の編集ソフトで開いて保存し直すと、復元された画素をもう一度圧縮します。この世代を重ねるほど、ブロック状の乱れ、輪郭のにじみ、文字や細線のぼやけが積み重なることがあります。元画像を残し、作業途中はPNGなどの可逆形式または編集データを使い、最終JPGを書き出す回数を減らすのが安全です。

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SECTION 01

一般的なJPGは保存時に一部の情報を捨てる

Webやカメラで日常的に使うJPGは、見た目への影響を抑えながら画像データの一部を省く非可逆圧縮を使います。JPEG委員会は、広く使われるJPEG 1を離散コサイン変換に基づく非可逆画像符号化方式として説明しています。

JPGを開くと、保存されていた圧縮データから表示用の画素が復元されます。その画像を通常の方法でJPGへ保存すると、復元された画素を再び圧縮します。最初に捨てられた情報は戻らず、次の保存でも新たな近似が行われるため、世代を重ねるほど差が積み重なる場合があります。

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JPEG規格全体と、一般的なJPG保存は分けて考える

JPEG規格には複数の方式があります。この記事で扱うのは、ブラウザや一般的な画像編集ソフトで通常使われるDCTベースの非可逆JPGです。AllEditのJPG出力も、画像を画素へ展開してから再エンコードします。

SECTION 02

再保存のたびに起きる処理

品質を高く設定しても、元ファイルの圧縮データをそのまま維持するとは限りません。「品質100」は一般に圧縮を弱くする設定であり、元の画素やファイルを数学的に完全再現する保証ではありません。

段階画像の状態注意点
元のJPG撮影・書き出し時の圧縮データまず別名で原本を保管する
編集ソフトで開く圧縮データを表示用の画素へ復元失われた細部は復元されない
JPGで保存復元した画素を設定品質で再圧縮新しい近似と丸めが加わる
さらに開いて保存前世代の結果をもう一度圧縮劣化が見えやすくなる場合がある
SECTION 03

繰り返し保存で目立ちやすい変化

圧縮による変化は、写真全体を縮小して見たときより、輪郭、文字、細線、規則的な模様、暗いグラデーションなどで見つけやすくなります。同じ場所へ何度も圧縮誤差が加わると、次のような症状が現れる場合があります。

  • 空や壁など滑らかな部分にブロック状の境界が見える
  • 人物の髪、葉、布地など細かな模様がつぶれる
  • 文字やロゴの周囲ににじみ、影、輪のような乱れが出る
  • 赤や青など強い色の境界がぼやける
  • 細い線が途切れたり太さが不均一に見えたりする
SECTION 04

ファイル容量だけでは画質を判断できない

JPGを再保存すると容量が小さくなることがありますが、小さくなった分だけ上手に最適化されたとは限りません。細部が失われて圧縮しやすくなった可能性もあります。反対に、保存品質、エンコーダー、メタデータ、色設定が変わり、見た目がほぼ同じでも容量が増えることがあります。

画質を判断するときは容量の数字だけでなく、完成画像を実際の使用サイズと100%表示の両方で確認します。特に文字、顔、商品の輪郭、空のグラデーションを比較してください。

SECTION 05

JPGをPNGへ変換しても失われた細部は戻らない

すでに劣化したJPGをPNGへ変換しても、前のJPG保存で失われた情報は復元されません。PNGは変換時点の見た目を可逆的に保ちやすいだけで、元写真の細部を作り直すものではありません。

ただし、JPGを読み込んだ後に複数回編集する必要がある場合、作業途中をPNGで保存すると、以後のPNG保存ではJPGの非可逆圧縮を繰り返さずに済みます。容量は大きくなりやすいため、原本や中間ファイルとして使い、配布用のJPGは最後に1回だけ作る方法が適しています。

SECTION 06

元画像を守る安全な編集手順

  1. 01
    元画像を別に保管する

    カメラやダウンロード元のJPGを上書きせず、原本フォルダへ残します。編集は複製から始めます。

  2. 02
    できるだけ元画像からやり直す

    サイズ変更や圧縮条件を変えるときは、前回出力したJPGではなく、原本または可逆な中間画像を読み込みます。

  3. 03
    作業途中を可逆形式で保つ

    複数回の調整が必要ならPNGや編集アプリのプロジェクト形式を使い、JPGへの再圧縮を避けます。

  4. 04
    最後に用途へ合うJPGを1回書き出す

    完成寸法を決めてから、画質と容量のバランスを確認し、配布用JPGを作ります。

  5. 05
    完成画像を比較する

    実際の表示サイズと100%表示で、輪郭、文字、顔、グラデーションに目立つ乱れがないか確認します。

SECTION 07

AllEditで圧縮するときの劣化を減らす

画像圧縮ツールには、前回AllEditから保存したJPGではなく、できるだけ元画像を追加します。Freeでは「体感ロスレス」が固定で適用され、Proでは用途に応じて仕上がりを選べます。プレビューと完成容量を確認し、必要以上に強い圧縮を避けてください。

リサイズ、トリミング、透かし、形式変換など複数の処理を続ける場合は、各工程でJPGを保存して読み込み直すより、Pro限定の連続画像処理で工程をつなぎ、最後に1回だけ保存すると中間再圧縮を減らせます。

  • 圧縮前の原本を残す
  • 前回の圧縮JPGを再び圧縮しない
  • 完成pxを先に決めてから保存する
  • 文字やロゴを含む画像はPNG出力も比較する
  • 目標容量だけでなく見た目も確認する
SECTION 08

編集途中と完成時で形式を使い分ける

用途選びやすい形式理由
写真の配布・Web掲載JPG写真を比較的小さい容量にしやすい
文字・ロゴ・スクリーンショットPNG輪郭を保ちやすく、可逆圧縮を使える
透過背景PNGまたはWebP透明部分を保持できる
何度も編集する中間画像PNGまたは編集データJPGの世代劣化を避けやすい
Web向けの最終軽量画像WebP軽くしやすいが、AllEditでは品質設定を伴う非可逆出力になる場合がある
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WebPなら必ず無劣化とは限りません

WebPには可逆と非可逆があります。AllEditの圧縮・変換で品質を指定してWebPへ保存する場合は、作業途中の完全な可逆原本として扱わず、完成画像を目視確認してください。

SECTION 09

画像圧縮ツールのFreeとProの違い

画像の読み込み、圧縮用画像の生成、プレビューはブラウザ内で行われます。選択した画像本体は、画像圧縮処理のためにAllEditサーバーへアップロードされません。元画像より出力上限が大きい場合でも自動拡大は行いません。

項目FreeAllEdit Pro
1日の処理枚数AllEdit全ツール合計3枚無制限
一度に処理できる画像最大3枚最大30枚
仕上がり体感ロスレス固定スマート・バランス・容量優先
最大出力1280×7203840×2160
自動・PNG・WebP・JPG保存利用可能利用可能
SECTION 10

保存後に比較したい場所

圧縮結果は、一覧のサムネイルだけで判断せず、保存したファイルを開き直して確認します。実際にWebへ載せる大きさで問題がなくても、後から切り抜く予定があるなら100%表示でも確認しておくと安全です。

  • 文字やロゴの輪郭ににじみがない
  • 人物の目、髪、アクセサリーがつぶれていない
  • 空や壁のグラデーションに段差やブロックがない
  • 赤・青など強い色の境界が広がっていない
  • ファイル容量が掲載先の上限を満たしている
  • 元画像を上書きせず残している
SECTION 11

JPGを安全に扱うチェックリスト

  • 撮影・入手時の元画像を別に保管した
  • 前回保存したJPGではなく元画像から編集した
  • リサイズや切り抜きなど必要な処理を先に終えた
  • 作業途中はPNGまたは編集データで保持した
  • 配布用JPGの保存回数をできるだけ1回にした
  • 品質100でも完全な無劣化ではないと理解した
  • 容量だけでなく実際の見た目を比較した
  • 文字、輪郭、グラデーションを100%表示で確認した
  • 保存した完成画像を別のビューアーでも開いた
  • 用途に合う寸法と容量になっている
OFFICIAL SOURCES

参考にした公式情報

サービス側の仕様は変更される場合があります。公開前に最新の公式案内も確認してください。

FAQ

よくある質問

JPGは1回保存しただけでも画質が落ちますか?

通常のJPG保存は非可逆圧縮なので、画素は元と完全に同じではない場合があります。ただし高めの品質で適切に1回書き出し、実際の表示サイズで差が見えなければ、用途上問題にならないことも多くあります。

JPGの品質を100にすれば無劣化ですか?

無劣化とは限りません。品質100は一般に圧縮を弱くする設定ですが、元ファイルの画素や圧縮データを完全再現する保証ではなく、再エンコードは行われます。

JPGをPNGへ変換すれば画質は元に戻りますか?

戻りません。PNGは変換時点の画素を可逆的に保ちやすい形式ですが、以前のJPG保存で失われた細部を復元することはできません。

何回保存すると画質劣化が分かりますか?

元画像の内容、保存品質、エンコーダー、拡大率で異なるため一律の回数はありません。文字、細線、強い色の境界、グラデーションは比較的早く変化を見つけやすい場所です。

写真編集の途中はどの形式で保存すればよいですか?

何度も保存する中間画像はPNGや編集アプリのプロジェクト形式が安全です。元画像を残し、完成寸法を決めてから配布用JPGを最後に1回書き出します。

AllEditの体感ロスレスは完全な可逆圧縮ですか?

完全な可逆や元画素との一致を保証する名称ではありません。通常の表示で違いを感じにくい仕上がりを目指す設定です。重要な画像は原本を残し、完成画像を目視確認してください。

画像はAllEditのサーバーへアップロードされますか?

画像の読み込み、圧縮用画像の生成、プレビューはブラウザ内で行われ、選択した画像本体は画像圧縮のためにAllEditサーバーへアップロードされません。

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