画像へ複数の加工を行うときは、処理のたびに保存して別のツールへ読み込み直すより、必要な工程を先に並べて最後に一度だけ保存すると効率的です。AllEdit Proの連続画像処理では、前の工程の結果を次へ引き継ぎ、順番を入れ替えながら最終画像まで確認できます。
AllEdit Proで、ブラウザからすぐに画像を処理できます。
画像処理を一つの流れにまとめるメリット
ブログ用の画像やSNS投稿画像を作るときは、切り抜き、リサイズ、明るさ調整、透かし、形式変換など複数の加工が必要になることがあります。機能ごとに別のページを使う方法では、加工するたびに画像を保存し、次のツールへ読み込み直さなければなりません。
連続画像処理では、必要な機能を工程として並べ、直前の結果を次の工程へ渡します。途中の画像を書き出す回数が減るため、ファイルの取り違えを防ぎやすく、同じ画像を何度もJPGで保存することによる劣化も避けやすくなります。
| 比較 | ツールを移動する方法 | 連続画像処理 |
|---|---|---|
| 途中保存 | 工程ごとに必要 | 最終工程で一度 |
| 画像の引き継ぎ | 保存した画像を再選択 | 前の結果を自動で使用 |
| 工程の変更 | 前の工程からやり直す場合がある | 並べ替え・設定変更で再計算 |
| 向いている作業 | 単独の加工をすぐ行う | 一つの画像へ複数の加工を行う |
連続画像処理で組み合わせられる機能
AllEditの連続画像処理では、7種類の工程を好きな順番で追加できます。同じ種類の工程を複数回追加することもでき、各工程は一時的に無効化したり削除したりできます。
- ✓リサイズ:倍率(%)または幅・高さのpxで大きさを変更
- ✓切り抜き:1:1・4:3・3:2・16:9・9:16などの比率と基準位置を指定
- ✓回転・反転:90度単位の回転と左右・上下反転
- ✓色調補正:明るさ・コントラスト・彩度を調整
- ✓テキスト透かし:文字・色・大きさ・透明度・配置を設定
- ✓EXIF削除:保存画像へ撮影情報などのメタデータを引き継がない
- ✓形式変換・圧縮:PNG・WebP・JPGと保存画質を指定
現在の連続画像処理は、上記7種類に対応しています。顔ぼかし、モザイク、図形やテキストの自由配置、画像結合などは、それぞれの専用ツールを利用してください。
迷ったときのおすすめ処理順
工程の順番によって最終結果は変わります。たとえば、先に透かしを入れてから切り抜くと、透かしの一部が切れることがあります。反対に、極端に小さくリサイズしたあとで色調を調整すると、細部を確認しにくくなります。
一般的なWeb掲載用画像なら、向きと構図を先に決め、サイズと見た目を整え、最後に透かしと保存形式を設定すると確認しやすくなります。
- 01回転・反転
撮影時の向きや左右を整え、以降の工程で基準となる方向を決めます。
- 02切り抜き
不要な範囲を除き、掲載先に合うアスペクト比と構図へ整えます。
- 03リサイズ
必要な表示サイズへ変更します。小さくしすぎると後の確認が難しくなるため、用途のサイズを先に確認します。
- 04色調補正
明るさ、コントラスト、彩度をプレビューで比較しながら調整します。
- 05テキスト透かし
完成した構図に合わせて、文字が切れない位置と大きさへ設定します。
- 06EXIF削除
公開用画像へ撮影情報などを残したくない場合に追加します。
- 07形式変換・圧縮
最後にPNG・WebP・JPGと画質を決め、最終画像を書き出します。
AllEditで複数の画像処理をつなぐ手順
- 01Proアカウントで画像を追加する
連続画像処理を開き、加工するJPG・PNG・WebP画像を選択するか、ドロップして追加します。
- 02必要な機能を追加する
左側の機能一覧から工程を追加します。最終保存に必要な「形式変換・圧縮」も追加しておくと、形式と画質を指定できます。
- 03工程を並べ替える
処理したい順番へ工程を移動します。不要な工程は無効化または削除できます。
- 04工程ごとの設定を調整する
工程を選択し、倍率、比率、角度、明るさ、文字、保存画質などを設定します。
- 05途中結果と最終結果を確認する
選択した工程までのプレビューを確認し、意図しない切り抜きや色の変化がないか見直します。
- 06最終画像を保存する
すべての工程を確認したら、最終画像を端末へ保存します。保存後のファイルも開き、サイズと見た目を確認してください。
途中結果を見ながら順番を調整する
連続画像処理では、選択中の工程まで処理した結果をプレビューできます。最終結果だけでは原因が分かりにくい場合も、工程を一つずつ選ぶと、どの設定で構図や色が変わったか確認できます。
結果が想定と違う場合は、工程を削除する前に一時的に無効化して比較します。順番を入れ替えたときも、切り抜き位置、透かしの大きさ、出力サイズを改めて確認してください。前工程で画像の幅や高さが変わると、後工程の見え方も変化します。
- ✓切り抜き後に主役が中央から外れていないか
- ✓回転後に縦横の出力サイズが逆になっていないか
- ✓リサイズ後も文字や輪郭が読めるか
- ✓色調補正で白飛び・黒つぶれ・過度な彩度が出ていないか
- ✓透かしが端で切れたり、主役を隠したりしていないか
最後に保存形式と画質を決める
写真中心ならJPGまたはWebP、透明部分や細い文字・図形を残したい場合はPNGまたはWebPが候補です。WebPとJPGでは、画質を下げるほど容量を抑えやすくなりますが、輪郭や細部が崩れることがあります。
形式変換・圧縮は、原則としてFlowの最後へ置きます。途中で形式を決めても、ブラウザ内の工程はキャンバス上で続くため、実際のファイル形式と画質は最終保存時に適用されます。
| 形式 | 向いている画像 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| JPG | 写真、透明部分が不要な画像 | 文字や輪郭のにじみ |
| PNG | 透明背景、図形、細い文字 | 写真では容量が大きくなりやすい |
| WebP | Web掲載用の写真・図形 | 掲載先や使用環境の対応状況 |
画像の処理場所とProプランの制限
連続画像処理へ追加した画像と途中結果は、画像加工のためにAllEditのサーバーへアップロードせず、ブラウザ内で処理します。ただし、ページ表示、ログイン確認、Pro権限の確認、利用状況の管理など、画像本体以外の通常の通信は発生します。
連続画像処理はAllEdit Pro限定です。未ログインまたはFreeの場合は処理画面を利用できません。Proでは1日の処理枚数が無制限ですが、現在のFlowは画像を1枚ずつ処理します。複数画像の一括処理が必要な場合は、対応している専用ツールを利用してください。
ページを再読み込みしたりブラウザを閉じたりすると、画像と設定した工程が失われます。作業が終わったら必ず最終画像を保存してください。
保存前のチェックリスト
- ✓工程が意図した順番に並んでいる
- ✓不要な工程が有効になっていない
- ✓切り抜きで人物・商品・文字が欠けていない
- ✓最終的な幅と高さが掲載先に合っている
- ✓色調補正が強すぎず、自然な明るさと色になっている
- ✓透かしの内容・位置・透明度が適切である
- ✓公開画像にEXIFを残す必要があるか判断した
- ✓保存形式と画質を選び、保存後のファイルも開いて確認した
よくある質問
連続画像処理は無料で使えますか?
連続画像処理はAllEdit Pro限定機能です。未ログインまたはFreeでは利用できません。リサイズや切り抜きなどを単独で行う場合は、それぞれの専用ツールをFreeの利用上限内で使用できます。
複数の画像をまとめて同じFlowで処理できますか?
現在の連続画像処理は1枚ずつの処理です。複数画像への一括適用が必要な場合は、リサイズ、切り抜き、透かしなど一括処理に対応した専用ツールを利用してください。
工程の順番を変えると結果も変わりますか?
変わります。切り抜き後の画像へ透かしを入れる場合と、透かしを入れてから切り抜く場合では、透かしの位置や見える範囲が異なります。途中プレビューで各工程の結果を確認してください。
途中の画像も保存できますか?
画面では選択した工程までの途中結果を確認できますが、基本の保存操作はすべての有効な工程を反映した最終画像が対象です。途中結果が必要な場合は、不要な後工程を一時的に無効化して保存してください。
画像はAllEditのサーバーへ送信されますか?
連続画像処理へ追加した画像と途中結果は、画像加工のためにAllEditのサーバーへアップロードせず、ブラウザ内で処理します。ログイン・Pro権限・利用状況の確認など、画像本体以外の通信は発生します。
この記事の内容を、AllEditで実際に試してみましょう。